03-6633-9560

03-6633-9561 (FAX)

4月のお勧め野菜

わらび

ワラビは山菜の中でも灰汁が強く、食べる為には灰汁抜き(アク抜き)が必要である。処理の前にある程度長さを揃えておき、折り口を綺麗に切り揃えておくと良い。家庭によっては切りそろえたものを紐などで1食分くらいに束ねておく。ワラビの上から重曹や木灰をふりかけ(揃えた切り口に重曹や木灰を擦り込む方法もある)、沸騰した熱湯をその上からかけ、新聞紙や大き目のポリ袋で落し蓋をして一晩置く。翌日きれいな水で洗いアクを流し、調理する。おひたしや漬物、味噌汁の実などとして食べる。

ワラビのおひたしについては家庭によって様々な変わり醤油をつけて食べる習慣があり、三杯酢、ワサビ醤油、からし醤油、酢醤油、ポン酢の他に、酢味噌やマヨネーズ味噌、醤油マヨネーズなど様々なつけダレがある。また、サラダに混ぜてドレッシングで食べるのも美味しい。

谷中生姜

静岡県産です。

葉生姜はしょうがは根茎がまだ小さく柔らかいうちに葉が付いたまま若取りしたもので、主に小生姜と呼ばれる小ぶりの生姜品種が用いられます。代表的な品種として谷中生姜が有名で、葉生姜といえば谷中生姜といわれるくらいです。

葉しょうがは生のまま食べられ、甘酢漬けにしたり、味噌をつけて食べるのが一般的。ピリッとした辛味とさわやかな風味が楽しめます。

春キャベツ

神奈川県産です。

秋に種をまき春から初夏にかけて収穫される品種で、新キャベツとも呼ばれ巻きがゆるやかで葉が柔らかく、中のほうまで薄い色が付いています。

葉が柔らかく、色も濃いのでサラダなど生食にも適しています。また、油で炒めたり、浅漬けなどにも適しています。

生のままコールスローだけでなく、ざく切りでサラダに使える他、ホイコーローをはじめとする炒め物。この場合、最後にさっと炒め合わせるようにしてキャベツの色とサクサク感を活かすようにしましょう。

新にんじん

徳島県産です。

徳島県は新にんじん生産量日本一。
新にんじんの「新」は新しい季節のスタートを意味しています。

寒い冬を越して、春に収獲するため、徳島の新にんじんはトンネル栽培で大切に育てられています。
雨にあたらない乾燥状態で育てることによって甘くやわらかいにんじんに仕上がります。

■人参のβーカロテンは素晴らしい!
特に、外側の皮の部分に多く含まれる。皮ごと食べる事をおススメ。
最近は健康志向の影響で、「野菜ジュース」の需要が多い。
その中でも人参は必ずと言って良いほど材料に含まれています。
また、子供達が大好きな「カレー・シチュー・焼きそば」などにも欠かせないものです。

アーリーレッド

静岡県産です。

アーリーレッドの赤紫には、アントシアニンと呼ばれるポリフェノールの一種が含まれています。ブルーベリーやビルベリーにも含まれる成分で、眼精疲労や視覚機能を回復させる働きあり。
また、高血圧の予防に役立つといわれる抗酸化作用を含んだ成分でもあります。

アーリーレッドはとてもみずみずしく、辛味が少ない上にほんのり甘味もあります。水分が多いのでサラダ向きです。辛味・刺激臭が少なく、甘みと水分が多いので、生食のサラダに向いています。

泉州 水茄子

大阪府産です。

水なすは大阪南部にある泉州地域で栽培されているなにわ伝統野菜です。和泉市、岸和田市、貝塚市、泉佐野市、泉南市が主な水なすの産地になります。

ここまで栽培地域が集約されているのには理由があります。泉州地域には水なすを栽培するために絶対的に必要なため池が全国でもトップクラスに数多く点在しています。そのため、水なす栽培に必要な量の水を安定して使うことができます。

水なすは日本各地で栽培されているが、大阪府の泉州地域で特に盛んに栽培されており、泉州特産品「泉州水なす」として日本全国で有名である。生食の他、糠床に漬け込んだ浅漬けや、漬物調味液に漬け込んだ漬物として食べられることが多い。

生筍(京都府産)

近年数ある京都産の中でも人気の京都山城産たけのこを生産するのが山城竹林。木津川市から京田辺市にかけて広大な竹林があり、孟宗竹の白子筍は絶品とされていました。

山城産たけのこは「白子筍」といわれ天然の土壌と美しい水、竹林管理がされた結果「京たけのこ」の代名詞といわれるようになりました。

身は非常に柔らかく、皮は黄金色に輝き、その身はえぐみが無くアクが少ないため採れたての筍はその場で刺身として食すこともできます。
一般的には朝掘り筍が有名で、まだ日が昇らないうちに土の中にある筍を傷つけないように掘り出し、鮮度を保ったまま料理します。

山城産たけのこの調理法としては土佐煮やたけのこご飯、てんぷらなどがあり、風味を生かした調理法が地元でも愛されています。

生筍(石川県産)

金沢におけるたけのこ栽培の歴史は藩政期にさかのぼる。江戸中期、加賀藩士岡本右太夫が江戸から2株の孟宗竹(もうそうちく)を持ち帰り、桜木町などに植えたのが始まりといわれている。その後、安永年間(1772~1780年)には現在の金沢市泉野、十一屋にまで広がった孟宗竹を、さらに内川の向田吉右衛門が譲り受け、産地化の礎を築いたとされる。

大正から昭和の中頃までは、富樫、内川地区一帯の山間地で植栽されるとともに、全国に先駆けてたけのこ振興策が進められてきた。昭和34年からは農協による共販体制も確立し、今では金沢の特産品として関東、関西でも名高い。

例年4月下旬から5月中旬が出荷時期で、主な産地のひとつである内川地区では、たけのこ料理を楽しむことができる。

穂先は和え物やお吸い物に、たけのこらしい味わい。
まん中は天ぷらや煮物が最もおいしい。
根元は炒め物やたけのこご飯などに最適。